乾燥性敏感肌

敏感肌の特徴〜乾燥性敏感肌対策

敏感肌と言う言葉はよく聞きますが、具体的にはどの様な肌質の事を敏感肌と呼ぶのでしょうか。

化粧品の中には、敏感肌用とか敏感肌の人でも使用ができると謳った商品がお店に並んでいる事がありますが、これらに使用されている成分は、多くは天然由来の体に優しいものとなっています。

そのような自然の物は、お肌に対して刺激が少なく作用が穏やかな事が特徴です。そして敏感肌の場合は、このような刺激のない優しい成分でなければ、化粧品が刺激となって赤くかぶれたりかゆくなって、ひどい場合にはジュクジュクとただれた様になってしまう人もいるのです。

一般的な化粧品の多くに含まれる、化学的な成分に反応をしてしまう敏感肌ですが、その主な原因は皮膚の乾燥です。皮膚の角質層の保水を維持する能力が低下している為に、皮膚の表面を覆っている皮脂膜が少ない状態になっていて、外部からのちょっとした刺激にも弱くなってしまっているのです。

アトピー性皮膚炎の患者さんも、これと同じく乾燥が酷く進行した状態であり、刺激を受けやすくカサカサしてかゆみや痛みを感じやすい状態です。冬の空気が乾燥する季節には特に注意が必要で、普段からお肌の乾燥が気になる人も、十分にスキンケアをする必要があります。

また敏感肌は、お肌の角質層にある全脂質の40%から60%を占める、セラミドと呼ばれる細胞間脂質が不足してしまっていると起こりやすくなります。このセラミドが通常よりも不足した状態になると、バリア機能が低下してしまってウイルスやダニ、花粉などのアレルゲンの侵入を容易にしてしまうのです。

すると炎症を引き起こしやすい肌質となり、通常の人には何でもないような軽い刺激に対しても敏感に反応をしてしまうのです。また敏感肌は、遺伝により体質がアレルギー物質に対して元々敏感な為に起こっている場合もあります。酷いアレルギー体質であるアトピー性皮膚炎の患者さんの場合などは、刺激性の物質が角質層に侵入する事で免疫機能が過剰に働いてしまいます。

するとその防御反応として、皮膚が炎症を引き起こしてしまうのです。元々健康なお肌の人でも、強い成分の化粧品や石鹸、クレンジング剤を使い続ける事で刺激になり、敏感肌になってしまう可能性があります。特に洗顔は、力を入れて顔を擦らないように注意が必要です。

化学物質を含まない石鹸だけで洗顔を済ませられるように、クレンジング剤を使わなくてもよいお化粧を心がけないと、クレンジング剤が原因で敏感肌になり炎症を起こしている人が多いと言われています。